2019年08月19日

(ΦωΦ)【啓発】猫にユリ、アロマ精油は絶対NGの話【啓発】(ΦωΦ)

ツイッターで、悲しい記事を発見してしまいました。。。。。。。。

札幌近辺で保護猫活動をされているキャサリンさんのブログ記事です。
お願いします。読んでください。

カサブランカを食べて亡くなったメイちゃん


ユリは、猫には絶対にNGだということは、
私も以前のブログ記事で書きました。。。。。。。
あぁ、、、起こってしまった。。。。。あぁ。。。。

ユリは、とにかく何でもダメです。
花粉でも、花でも、茎でも、ユリが浸かっていた花瓶の水でさえ、
猫にとっては致死的なダメージを与えます。

そして、もっと恐ろしいのは、ユリの成分の、
何が、どのように致死性の毒になるのか、それが全く現代の獣医学では解明されていないのです。
したがって、治療法もありません。
ただ、亡くなるのを待つだけになってしまいます(緩和ケアはできると思います)。
そして、猫ちゃんは本当にもがき苦しみます。

飼い主さんが、ただ、知っていれば、防げる事故なのです。
どうか、、、すでにご存じの方は、猫友達に啓発していってほしいです。
ねこのてかりたいも、啓発していきたいと思います。

ユリは、スーパーでも年中買える一般的なお花です。
特に、仏花になるので、仏壇に供える方が多いです。
猫を飼っている方は、絶対にしてはいけません。
可愛い猫を守るために、ぜひ、これだけは家に入れないでくださいませ。

ペットシッターは、お客様のペットの飼い方について、
あまり口をはさむものではありません。
ただ、猫ちゃんに致死的な影響をもたらすことについては、
しっかりと啓発していきたいと思っております。
それがシッターの役目であると思います。
お客様とお客様のペットちゃんを守るために必要だと思えば、
心を込めて論理的に、そして科学的に説明や啓発させていただきます。



もう一つ、家にありがちで、猫ちゃん(を含む多くのペット)に致死的なダメージを与えうるものに、
アロマ精油があります。

みんなのペットライフさんの、「猫にアロマは命にかかわる!?飼い主が絶対に知っておきたい危険性」をご参照ください。


アロマ精油、、、、「リラックス」をするときに使うイメージがあります。
なんだか、健康になりそう。体に良いもののように思えます。
また、原料が植物由来のため、まるで「自然」「天然」で無害のようなものに思えます。
そして、多くの人々、とくに女性は「自然」というものは、なんとなく良いもののようなイメージを持っています。
女性の中には、自分の身体の中に「自然」というものが存在しており、それは日々、
資本主義の産業構造を生きる中で浸食されていると思っている人がいます。
そして、そのような浸食され傷ついた自分の内なる「自然」は、
別の「自然」なものを摂取することで取り戻せると考える傾向にあります。
(↑すみません、ここ、無駄にアツいのは、私の研究者時代の研究テーマだったからです笑)

しかし、ペットにとっては大変危険な物質になりえます。

アロマ精油とは、植物のある成分を、人間の知識と技術で極限まで濃縮した液体です。
植物の成分が、人間の技術によって極限まで濃縮されている精油は、
「自然界には絶対に存在しない」ものです。
アロマ精油、その存在自体があるいみ、「不自然」なものと言えるかもしれません。

私の使っている精油は、「植物」の「オーガニック」の、「フェアトレード」の、「天然」の、「自然」の、「高品質」の、「混じりっ気のない」「最高級の」アロマオイルだから大丈夫だよ~!という人がいるかもしれません。


ただ、その理屈は完全に破綻しています。


「植物」の「オーガニック」の、「フェアトレード」の、「天然」の、「自然」の、「高品質」の、「混じりっ気のない」「最高級の」アロマオイルだからこそ、ペットにとって猛毒なのです。


国内外の、まともなアロマオイルの販売者であれば、ペットに利用することを禁じているだけではなく、
人間が利用し、その後ペットに近づくことも、禁じています。
つまり、猫(を含むペット)を飼う人間は、自分のためであったとしても、アロマオイルを使ってはいけないのです。

「自分の猫はいままで大丈夫だったよ~」という人もいるかもしれません。
しかし、アロマ精油もユリと同じで、まだ、どの成分がどのように致死的に作用するのか、
分かってないことのほうが多いです。
したがって、徐々に猫の身体を蝕んでいる可能性があります。
ある時突然、腎臓や肝臓に障害が出るかもしれません。
その時にはもう手遅れになっていることのほうが多いばかりか、
その原因がアロマオイル由来であるかどうかを特定することも不可能なのです。


論理的に考えましょう。
科学的に考えましょう。
ユリとアロマは、猫を含む多くのペットにとって猛毒です。
「今まで大丈夫だった」経験は、いざ中毒になった時には、全く役に立ちません。
飼い主は、苦しむわが子の前で無力です。泣くことしかできないのです。



メイちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。
メイちゃんに代わって、力を入れて啓発させていただきました。



メイちゃん、ありがとう。
虹の橋でみんなを待っててね🐱
メイちゃんみたいに中毒でしんどい思いをするペットちゃんが二度と出ないように、
ねこのてかりたいのシッターは頑張るよ🐱

posted by 網走ペットシッターねこのてかりたい at 21:49| 北海道 ☔| Comment(0) | ペットの健康情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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